こころの専門家の様々|心理カウンセラーになるには勉強しなくてはならない

心理カウンセラーになるには勉強しなくてはならない

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国による認定も始まった

心理学に関する資格は様々なものがあります。大学院修了を基本要件とする最も高度な「臨床心理士」をはじめ、大学院修了や実務経験などを要件とする「臨床発達心理士」や「学校心理士」、四年制大学で心理学の標準的なことを習得したことの証明にあたる「認定心理士」などが挙げられます。また、産業心理学の分野では「産業カウンセラー」は知名度が高く有資格者も多いほか、中央労働災害防止協会が認定する「心理相談員」などもあります。その他、心理学に関する様々な民間団体や学会等による認定資格があり、従来は一概に「心理学の資格」といっても多種多様で専門性もばらつきがあるのが現実でした。しかし、平成27年に「公認心理師」が国会にて可決され、日本で初めて心理学の国家資格が誕生することとなりました。今後はこの公認心理師が主流な資格になる可能性が高いでしょう。

今後の動向を見よう

国家資格である公認心理師のカリキュラムや、国家試験の受験資格に関しては、平成28年11月現在ではまだ「検討中」とされていますが、既に臨床心理士や臨床発達心理士、学校心理士などを持っている人は受験資格を得やすい可能性が高いでしょう。また、認定心理士を持っている人も心理学の標準的なことを既に習得しているので、ある程度の科目履修をすることで受験できる可能性もあるでしょう。今後、どのように公認心理師の国家試験が実施され、合格者がどのようなフィールドで活躍したり、医療・福祉・教育等の現場がどのように活用していくかについての動向をよく見ておく必要があります。加えて、公認心理師を持っていないとできない業務がどのようになるかについても、よく調べていくことで計画的に資格を取得して活用することにつながります。